無料のファイル転送サービスおすすめ7選【2026年】登録不要・容量・安全性を比較
動画や高解像度の写真、制作データなど、メールへ添付できない大容量ファイルを送りたいときは、無料のファイル転送サービスが便利です。ファイルをアップロードして発行されたURLを共有すれば、相手もブラウザから受け取れます。
ただし、サービスごとに1ファイルあたりの容量、保存期間、会員登録、パスワード、広告の量が異なります。無料だからという理由だけで選ぶと、送信途中で容量制限に気づいたり、機密情報を必要以上に長く保存したりするおそれがあります。
この記事では、2026年8月時点で利用できる無料ファイル転送サービス7つを、登録の要否・容量・保存期間・安全機能・受取画面で比較します。用途別の結論から知りたい人は、次を参考にしてください。
POINT
迷ったらこの選び方
- 知名度と大容量を重視:ギガファイル便
- 長い保存期間が必要:ギガワタス
- 広告の少ない画面で送りたい:Smash
- 国内運営と公開されている安全対策を重視:ACデータ
- 送信履歴や取り消しを管理したい:Ftenso
- 無料のファイル転送サービス7つを比較
- 登録不要・容量・保存期間がひと目でわかる
- 安全に送るための設定と注意点も解説
INFO
この記事について
サービス内容は2026年8月20日時点の各社公式サイト・料金ページ・ヘルプ・利用条件をもとに確認しています。
容量・保存期間・無料範囲などの仕様は変更される場合があります。利用前に公式サイトで最新条件をご確認ください。
CHECK
7サービスの選定基準
- 無料プランまたは継続利用できる無料枠がある
- ブラウザからファイルを送り、URLで共有できる
- 容量・保存期間・登録条件を公式情報で確認できる
- 登録不要、大容量、業務管理など用途の違いを比較できる
掲載順は容量だけの順位ではありません。知名度、保存期間、受取画面、管理機能などを含め、用途別に選びやすい順で整理しています。
無料ファイル転送サービスおすすめ7選の比較一覧
7サービスの無料利用時の主な条件を一覧にまとめました。容量の表記方法は各社で異なるため、実際のアップロード上限は公式画面でも確認してください。
無料ファイル転送サービス7選を比較
登録、1ファイルの上限、保存期間、主な安全機能を比較します。
| サービス | 送信者の登録 | 1ファイルの上限 | 保存期間 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ギガファイル便 | 不要 | 300GB | 3〜100日 | パスワード・削除キー |
| ギガワタス | 不要 | 333GB | 3〜111日 | AES-256・ウイルスチェック |
| firestorage | 不要 | 300GiB | 最大7日 | 老舗の国内サービス |
| ACデータ | 不要 | 250GB | 1〜65日 | SSL・WAF・ウイルスチェック |
| データ便 | 2GBまで不要 | 2GB | 7日 | 国内データセンター |
| Smash | 不要 | 2GBまで優先処理 | 最大7日 | AES-256・SSL/TLS |
| Ftenso | 必要 | 5GB | 最大10日 | 期限・回数・履歴管理 |
※2026年8月20日確認。無料プランの主な条件です。Smashは2GBを超える転送も可能ですが、無料版では非優先キューで処理されます。仕様は変更される場合があるため、送信前に公式画面でもご確認ください。
目的別のおすすめ
- 100GBを超える動画・制作データ:ギガファイル便、ギガワタス、firestorage、ACデータ
- 1週間以上URLを有効にしたい:ギガワタス、ギガファイル便、ACデータ
- 海外の相手にも案内しやすい:Smash
- 業務で送信履歴を残したい:Ftenso
無料のファイル転送サービスおすすめ7選
ここからは、各サービスの特徴と向いている用途を詳しく紹介します。
1. ギガファイル便|登録不要で300GBまで送れる定番サービス

ギガファイル便は、登録なしで1ファイル300GBまで送れる無料サービスです。ファイル数に制限がなく、3日・5日・7日・14日・30日・60日・100日から保持期限を選べます。
アップロード後に共有URL、削除キーが発行され、任意でダウンロードパスワードや受け取り通知も設定できます。大容量の動画、写真、制作データを手早く渡したい場面で使いやすい定番です。
- 登録:不要
- 上限:1ファイル300GB、個数は無制限
- 保存期間:3〜100日
- 主な機能:パスワード、削除キー、受け取り通知
向いている人:登録せず、知名度のあるサービスで大容量ファイルを送りたい人。
向いていない人:広告の少ない受取画面や、業務向けの送信履歴管理を重視する人。広告とダウンロードボタンを間違えないよう、相手へ案内すると親切です。
2. ギガワタス|333GB・最大111日保存に対応

ギガワタスは、登録不要で1ファイル333GBまで送信でき、保存期間を3日から111日まで選べるサービスです。大容量と長期保存を両立したい人に向いています。
AES-256暗号化とウイルスチェックが登録なしでも標準搭載され、パスワードやQRコードにも対応しています。無料会員になると送信履歴や受取フォルダなども利用できます。
- 登録:不要。履歴など一部機能は無料登録後
- 上限:1ファイル333GB
- 保存期間:3〜111日
- 主な機能:AES-256、ウイルスチェック、パスワード、QRコード
向いている人:大容量と最大111日の保存期間を両立したい人。
向いていない人:無料のままチーム管理・承認・1年間の監査ログまで必要な組織。法人向け機能は別プランを確認してください。
3. firestorage|登録なしで300GiBまで送信可能

firestorageは、国内で長く運営されている無料オンラインストレージ・ファイル転送サービスです。未登録でも1ファイル300GiBまで、同時に20ファイルをアップロードできます。
未登録時の保存期間は最大7日です。会員登録なしで素早く送りたい場合に便利ですが、長期保存が必要なら別サービスか会員向け機能も比較しましょう。
- 登録:不要
- 上限:1ファイル300GiB、同時20ファイル
- 保存期間:最大7日
- 主な特徴:国内運営、複数ファイル対応
向いている人:国内の老舗サービスで、短期間だけ大容量ファイルを送りたい人。
向いていない人:長い保存期間や、登録なしで送信履歴を管理したい人。公開範囲と期限を確認してからURLを送りましょう。
4. ACデータ|安全対策を明示した国内サービス

ACデータは、登録不要で1ファイル250GBまで転送でき、保存期間を1日から65日まで設定できます。日本語の操作ガイドが用意されており、初めてでも使い方を確認しやすいサービスです。
公式サイトでは、常時SSL通信、Web Application Firewall、ウイルスチェック、期限後の自動消去などの対策を案内しています。パスワードを設定し、共有URLとは別の連絡手段で伝えると安全性を高められます。
- 登録:不要
- 上限:1ファイル250GB
- 保存期間:1〜65日
- 主な機能:パスワード、SSL、WAF、ウイルスチェック
向いている人:容量に加えて、運営元が公開する安全対策や日本語ガイドも確認したい人。
向いていない人:送信履歴、受取通知、取り消しなどを一つの管理画面で継続管理したい人。
5. データ便|国内データセンターと運用実績を重視

データ便は、2004年から提供されている国内のファイル転送サービスです。登録不要のライトプランは2GBまで、保存期間は7日です。
公式サイトでは、国内データセンター、通信の暗号化、手動削除、ダウンロード通知などを案内しています。大容量競争では他サービスに及びませんが、国内運営や長い実績を重視する人には比較候補になります。
- 登録:ライトプランは不要
- 上限:ライトプラン2GB
- 保存期間:7日
- 主な特徴:国内データセンター、手動削除、ダウンロード通知
向いている人:数GB以内のファイルを国内サービスで送りたい人。
向いていない人:登録せずに2GBを超えるファイルを送りたい人。無料会員のフリープランは5GBまでです。
6. Smash|広告の少ないシンプルな画面が魅力

Smashは、登録なしで使える海外のファイル転送サービスです。無料版は1回2GBまでが優先処理され、保存期間は最大7日です。2GBを超える転送は非優先キューとなり、処理開始まで待つ場合があります。
共有画面がシンプルで広告が目立ちにくく、海外の相手にも案内しやすいのがメリットです。256-bit AESとSSL/TLS暗号化、パスワード、ウイルス対策にも対応しています。
- 登録:不要
- 上限:2GBまで優先処理。超過分は非優先
- 保存期間:最大7日
- 主な機能:パスワード、ウイルス対策、AES-256、SSL/TLS
向いている人:受取画面のシンプルさや海外ユーザーとの共有を重視する人。
向いていない人:2GBを超えるファイルを待ち時間なしで送りたい人。無料版の超過分は非優先キューです。
7. Ftenso|送信履歴や回数制限を管理したい業務向け

Ftensoは、ファイルを送るだけでなく、受信用URL、メール通知、送信取り消し、操作履歴を管理できるサービスです。無料利用には会員登録が必要です。
無料版は1ファイル5GB、最大5ファイル、保存期間は最大10日、1URLあたりのダウンロードは最大10回です。月50件の転送URLと50GBのアップロード総量が設定されており、個人や小規模業務で履歴を残したい場合に向いています。
- 登録:必要
- 上限:1ファイル5GB、月間50GB
- 保存期間:最大10日
- 主な機能:期限・回数制限、送信取り消し、通知、操作履歴
向いている人:送信取り消し、通知、期限・回数制限、操作履歴を管理したい人。
向いていない人:会員登録せず、5GBを超えるファイルを送りたい人。無料枠は月間50GBなどの上限があります。
無料ファイル転送サービスの選び方
1. 1ファイルの容量上限で選ぶ
最初に、送りたいファイルの実容量を確認しましょう。「総容量は無制限」でも、1ファイルごとに上限が設定されている場合があります。数百GBの動画や制作データならギガファイル便、ギガワタス、firestorage、ACデータが候補です。
2. 相手が受け取れる保存期間を選ぶ
保存期間が短すぎると、休日や時差の影響で相手がダウンロードできないことがあります。一方、必要以上に長くすると共有URLが第三者へ渡るリスクも続きます。通常は3〜7日を基準にし、受取予定に合わせて最短の期間を設定しましょう。
3. 登録不要か、履歴管理を優先するか
一度だけ素早く送りたいなら登録不要のサービスが便利です。継続的な業務では、送信履歴、取り消し、ダウンロード回数、通知を管理できる会員型サービスのほうがミスを減らせます。
4. パスワード・削除・通知を確認する
通信の暗号化だけでなく、ダウンロードパスワード、保存期限前の手動削除、受取通知、ウイルスチェックの有無も確認します。パスワードは共有URLと同じメールへ書かず、チャットや電話など別経路で伝えるのが基本です。
5. 広告と受取画面のわかりやすさを確認する
無料サービスには広告が表示されることがあります。受取相手が広告をダウンロードボタンと間違えないよう、必要に応じて「中央のファイル名を確認してからダウンロードしてください」と案内しましょう。取引先への送信では、広告の少なさや自社ブランド表示も判断材料です。
無料のファイル転送サービスは安全?
WARNING
高機密ファイルは無料サービスへ安易にアップロードしない
マイナンバー、口座情報、医療情報、顧客名簿、未公開契約、認証情報などは、所属組織が許可したサービスか、端末間で暗号化できる承認済みの方法を利用してください。
「SSL対応」は通信経路が暗号化されるという意味であり、事故の可能性がゼロになるわけではありません。運営会社、利用規約、ファイルの保存場所、削除方針、障害時の責任範囲も確認する必要があります。
CHECK
送信前の安全チェック
- URLが公式ドメインで「https://」から始まっている
- 不要な個人情報や機密情報をファイルから削除した
- 保存期間を必要最小限に設定した
- ダウンロードパスワードを設定した
- 共有URLとパスワードを別経路で送る
- 誤送信時に使う削除キーや取り消し方法を保存した
- 相手の受け取り後に手動削除できる場合は削除する
大容量ファイルを安全に送る手順
ファイルを確認する
機密情報、容量、ファイル名、送信先を確認します。
サービスを選ぶ
容量・保存期間・組織のルールを満たすサービスを開きます。
期限とパスワードを設定する
保存期間を最短にし、推測されにくいパスワードを設定します。
共有URLを送る
URLとパスワードを別々の連絡手段で共有します。
受取後に削除する
ダウンロード完了を確認し、可能なら期限前にファイルを削除します。
無料ファイル転送サービスに関するよくある質問
はい。ギガファイル便、ギガワタス、firestorage、ACデータなどは、送信者が登録せずに数百GBのファイルをアップロードできます。上限や保存期間は変更されることがあるため、利用前に公式画面をご確認ください。
今回紹介したURL共有型サービスは、基本的に受取側の会員登録も不要です。ただし、サービスや共有設定によって認証が必要になる場合があります。
業務利用の可否は会社や学校の情報セキュリティ規程が最優先です。顧客情報や未公開資料は自己判断でアップロードせず、組織が承認したサービスを利用してください。
おすすめしません。同じメールが第三者に見られると、URLとパスワードの両方が漏れます。URLはメール、パスワードはチャットや電話など、別の経路で伝えましょう。
通常は復元できません。送信側も元ファイルを保管し、相手が期限内にダウンロードできたか確認してください。
ファイル転送サービスは期限付きURLで一時的に渡す用途、クラウドストレージは継続的な保存・同期・共同編集に向きます。一度だけ送るなら転送、繰り返し共有するならストレージが便利です。
Googleドライブ内で共有フォルダを複製・整理したい場合は、Googleドライブのフォルダをコピーする方法を確認してください。ショートカットとの違いも解説しています。
まとめ
登録不要で大容量を送るならギガファイル便、長期保存ならギガワタス、受取画面のシンプルさならSmashが有力です。国内運営や安全対策、業務管理を重視する場合はACデータ、データ便、Ftensoも比較しましょう。
容量だけで選ばず、保存期間を最短にし、パスワードを別経路で共有することが大切です。
まず送信するファイルの容量と機密度を確認し、用途に合うサービスを1つ選びましょう。
SOURCES
比較条件を確認した公式情報
UPDATE
更新履歴
2026年8月20日:7サービスの容量、保存期間、登録条件、無料枠を公式情報で再確認。選定基準、向いていないケース、公式情報一覧を追加しました。
本記事は各サービスの公式サイトで公開されている情報をもとに作成しています。EDIT.は各サービスの安全性、速度、動作を保証するものではありません。重要なデータを扱う場合は、所属組織の規程および各サービスの最新の利用規約・プライバシーポリシーをご確認ください。
